ある地方公務員のうつ(鬱)ログ

うつ病になった某市役所職員の療養生活日記

新書

 新書も読む。今読んでいるのは、古市憲寿氏(ワイドショーのコメンテーターでお馴染みの社会学者)の『楽観論』(新潮新書)。

 この古市氏、テレビで見る限りふてぶてしくて好きではない。だから、堀江貴文氏(ホリエモン)のときと同じく、好きではないからこそ敢えて読んでみることにした。いろんな人たちの考え方を学びたくて。

 古市氏の著書で最初に読んだのは『誰の味方でもありません』(新潮新書)。思いのほかおもしろく、2冊目の『楽観論』を読むに至る。

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 気に入った言葉は、次のとおり

・「この一生の後に、生まれ変わりがあると信じたほうが、心安らかに人生を送れるのではないか。『あれもこれもやらなくちゃ』と急がずに、今本当に興味のあることを優先して人生を楽しめばいい。今生がダメなら、来世があるとのんきに構えていればいい。」(『誰の味方でもありません』の「来世を信じれば楽になる」から抜粋)

・「僕たちには気付かずにレフェリーになって、他者の成功や失敗を決めつけてしまう瞬間がある。だけど本当は、成功者か失敗者かなんて、他人に決められる類の問題ではない。」(『誰の味方でもありません』の「レフェリーは今日も決めつける」から抜粋)

・「善意や自発性から始まった行為も、繰り返すうちに義務になることがある。(中略)義務感は、大したものを生まない。好きじゃないものは続かない。そう考えるから、過剰に他人の視線を意識することもやめる。」(『楽観論』の「僕の人生の指針のようなもの」から抜粋)

 

 さて、『楽観論』の続きを読もうかな。