ある地方公務員のうつ(鬱)ログ

うつ病になった某市役所職員の療養生活日記

読書

 読書が好き。特に小説。いろんな世界に連れて行ってもらえるから。

 テレビは一方的に情報を流すからこちらは受け身だし、映像はこちらの想像力をあまり刺激しない。スマホも似たようなもの。

 でも、読書は自分のペースで進められるし、本の情報量は文字だけで情報過多にもならない。読み手の想像力が刺激されて、その世界にどっぷり浸かれるから好きだ。

 マンガも好きだけれど、絵がなく文字だけの方が読む世界観を自分なりにビジュアル化できるから好きだ。

 

 療養生活で読書するようになって、体調にもよるけれど3日に1冊くらいのペースで読んでいる。

 まだ25冊くらいしか読んでいないけれど、ほかの人にも是非読んでもらいたいという本を紹介したい。

 

 辻村深月氏の『かがみの孤城

 2018年の本屋大賞を受賞した作品。主人公は不登校で部屋に引きこもる中学1年生の女の子。

 ある日、その女の子の部屋の鏡が光り、手を触れてみると鏡の中の世界へ。鏡の中の世界には主人公と似た境遇の6人がいて……という内容(ネタバレになってしまうのでここまで。)

 上・下巻の2冊だけれど、そんなボリュームなんて気にならなくスラスラと読めた。それくらい話の世界に引き込まれた。

 オオカミが登場する“あの童話”もカギになっていて、いろいろと本当に楽しめる作品だった。

 これは是非多くのひとに読んでもらいたい作品!

 

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