車椅子のインフルエンサー 中嶋涼子さん
昨日(4/3)の読売新聞に「車椅子のインフルエンサー 中嶋涼子さん」の記事が載っていた。
中嶋さんは、小3のときに横断性脊髄炎という病気で歩けなくなり、車椅子生活となったとのこと。ヘソから下は感覚がないそうだ。
そんな彼女は、小4のときに映画館で観たタイタニックから勇気をもらったことがきっかけで、映画関係の仕事をすることが将来の夢になったそうだ。
実際、高校卒業後にアメリカのロサンゼルスに映画の勉強で留学し、帰国後は映画の編集者となっている。
アメリカでは7年過ごした。住む環境においても、周りの人たちの心においても、バリアフリーだったので、自分が障害者だということは忘れてしまうような生活を送れたそうだ。
しかし、帰国後の日本の生活は、自分が障害者だということを思い出させた。日本は住む環境においても人々の心においてもバリアフリーがまだまだ遅れているから。
そこで、自分から情報発信して知ってもらうことでバリアフリーを進めたいとの思いで、仕事を辞めて「車椅子のインフルエンサー」としてYouTubeなどで活動をするようになったとのことだった。
https://www.ryoko-nakajima.com
障害者のことについてよく知らないことから、障害者に対する誤解や偏見が生じてしまうのだという。
中嶋さんの行動力や実行力には驚かされる。
うつ病についても“心の風邪”や“甘えている”、“怠けている”などという誤解や偏見がある。
こちらについても、情報発信して知ってもらうことで解消していくしかないのだろう。