ある地方公務員のうつ(鬱)ログ

うつ病になった某市役所職員の療養生活日記

暴力に対する風潮

 先日の米アカデミー賞授賞式で俳優のウィル・スミス氏がプレゼンターを平手打ちした件について、スミス氏が非難されている。

 暴力は許されるものではないという意見には同調するけれど、理由や状況によってはそうでない(積極的に非難されない)場合があってもいいのではないかと個人的には思う。

 今回の場合、スミス氏の妻をからかうようなプレゼンターの発言がきっかけだったようだが、そんなスミス氏の妻への愛情については、棚上げされているようにも感じる。

 理由や状況を問わず一概に暴力は絶対的に駄目だという風潮が何となくしっくりこないというか、腑に落ちないというか。

 傷害事件には正当防衛というものがあるし、暴力よりももっと酷い戦争は実質黙認されているようなものだし。

 

 決して暴力を肯定するわけではないけれど、盲目的に決めつけるのは思考停止のようで、ちょっと違うのではと思う。