「ドライブ・マイ・カー」
先日の米アカデミー賞で国際長編映画賞を受賞した濱口竜介監督の「ドライブ・マイ・カー」。
村上春樹氏の短編小説「ドライブ・マイ・カー」が原作で、それは『女のいない男たち』という短編小説集に収録されている。
私は、映画「ドライブ・マイ・カー」が米アカデミー賞にノミネートされたことが話題となった頃に『女のいない男たち』を古本屋で見つけて買って、小説「ドライブ・マイ・カー」を読んでいた。
小説はもちろん面白かった。そして、これがどういう風に映画になったのかということに興味をそそられた。
勝手な想像だけれど、小説の内容だけでは長編映画にはできないだろうから(話が短すぎて)、きっといろいろ肉付けされているのだろう。どういう風に“料理”されたのか気になる。
この作品に限らず、小説や漫画が原作の映画やテレビドラマは、原作と映像とを見比べて、その“料理”のされ具合を楽しんでみるのもいいだろう。