変わらない政治
去年の衆院選後に話題となった、国会議員に毎月支給される文書通信交通滞在費(文通費)の日割り支給が、やっと実現する(法改正される)ようだ。5か月かかってようやく。
しかし、使途については厳しく見直すどころか、名称を「調査研究広報滞在費」に変更して、法の趣旨にそぐわない現状の使い方を追認させる方向らしい。
自分たちの襟を正すのではなく、自分たちに都合のいいように法律を改正しようとする考え方には呆れるばかり。
文通費以外にも“議員特権”はいろいろある。それだけの特権が与えられているということは、国会議員としての責務を果たせるようにする環境整備であり、国民からの期待でもあると思うのだけれど、政治家の皆さんには本当にガッカリされられるばかり。
こんなことだから、多くの人がしらけてしまって、政治への関心がなくなってしまうのだろう。