ある地方公務員のうつ(鬱)ログ

うつ病になった某市役所職員の療養生活日記

読書で心に刺さった言葉

 先日読んだ、経沢香保子氏の「女性も“強み”を持て!」(『5年後働く自分の姿が見えますか?』(角川oneテーマ21)収録)で心に刺さった言葉。

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・先が見えない時期、苦しい時期があって、人は強く成長していく。だとすれば、苦難もまた自分のステージを上げていくチャンス

 物事の見方というのは、どこにフォーカスするかで見え方がまるで変わってくるものです。光というのは自分で見出すしかない。その状況の中で光のある部分を見つけて、前に進む。そうすると自分の進むべき方向が自ずと見えてくる

・5年後の自分がどうなっているかを予測できる人は少ないと思いますが、不安を洩らしながら暗闇の中を歩いている人と、暗さの中に自分で光を見出して目標に向かって歩みを進めていく人とでは、おそらく5年後に立っている場所はまるっきり違うと思います。毎日を充実させ楽しく生きることが人生だと。

・大切なのは、どういう選択をしたかではなくて、「自分の意志で選んだ」と自信をもって言えることなのです。

 「自分で選んだ」という意識があれば、納得性がある。難問にぶつかっても乗り越えようという気持ちが湧いてきます。自分の意志を鮮明にすることで、覚悟が決まる。

・何を選んだらアタリ、何を選んだらハズレ、といったくじ引きのようなものではなくて、自分が選んだ道を正解にしていく。そのためにベストを尽くす。そのプロセスに意味がある。何を選んでも、自分次第で正解にしていくことができる

・足りないものを求め、できないことを無理してやろうとするより、今できること、得意なことを伸ばしていくほうに力を注ぐべき

 

 30ページくらいの短い文章の中に、こんなに心に刺さった言葉があった。

 こういう出会いがあるから読書はやめられない。