ある地方公務員のうつ(鬱)ログ

うつ病になった某市役所職員の療養生活日記

先を見過ぎない

 先の目標を立てることは大切だけれど、傍から見れば決して高い目標でなくても、今の自分にとっては高く、だからその目標に向かって立てた計画が進まないことに落ち込んで自信をなくすことにつながっているので、先のことは考えずに足元だけを見ることにした。

 例えば、小学1年生は先のことなんて考えずに(というかまだ考えられない)、先生に言われるがままに出された宿題をこなしているだけだけれど、それを繰り返しながら学年が上がっていくにつれて段々と先のことも考えられるように成長していく(のだと思う)。

 私も小学1年生のように、まずは足元のことだけを考えて過ごし(症状の改善に専念)、やがて成長(体調が回復)して先のこと(仕事への復帰)を考えられるようになってから、具体的な計画(復帰に向けたプロセス)を立てようと思う。

 

 然るべきときが来る(体調が回復する)まで先の目標とそれに向けた計画は立てない(仕事への復帰を具体的にイメージしない)ことで焦り(意識しているしていないにかかわらず身体は感じているようだ)から解放されたい。

 

 そのときやっていることがその先にどうつながるかなんて関係ないし、今はそこまで考えずに、そのときに関心を持てたものにただ集中しよう。先のことが頭をよぎって不安にならないよう、何かに没頭していたい。

 

 長く長く続く階段。階段の終わりは見えない。この先に何があるのかわからないけれど、二段飛ばしで足を踏み外して落ちてしまわぬよう、ゆっくりでもいいから一段ずつ歩みを進めよう。キツくなったら、その段にとどまってしばらく休んだっていいじゃないか。現状維持で前進できないときがあっても、後退してしまうよりはいいじゃないか。また振り出しに戻ってしまうことだけは避けよう。

 

 自分を過大評価せず、現実をしっかりと受け止めて、現状の自分と向き合いたい。