ある地方公務員のうつ(鬱)ログ

うつ病になった某市役所職員の療養生活日記

はじめに

 某県の小さな市役所の職員になって22年目。うつ(鬱)で療養休暇を取って2か月目になる私

 

 体調の変化に気づいたのは、去年の8月。カラダが無性にダルかった。やる気も起きない。

 最初は夏バテだと思い、かかりつけの内科で点滴を打ってもらった。でも、それを2回繰り返しても症状は改善しなかった。

 それで、もしやうつなのでは?と思い、心療内科に行った。

 そこで出してもらった抗うつ薬を飲み続けながら、それでも仕事を休まずにがんばり続けた結果、今年の10月に限界が来てしまった。症状が悪化し、仕事ができる状態でなくなってしまった。

 

 11月から病院をそれまでの個人病院(心療内科)から大きな県立病院(精神科)に替えた。それに伴って変わった新しい抗うつ薬と、妻をはじめとする家族の支えによって、日常生活については、だいぶこなせるまでに回復してきたと思う。

 

 仕事を休み始めた頃は、カラダを起こすのさえつらく、一日中寝ていた。

 朝起こされて、なんとか起き上がって朝食を取ったら、すぐに布団に戻ってまた寝る。正午過ぎに起こされて、昼食を取ったら、またすぐに布団で寝る。夕方に起こされて、お風呂に入って夕食を取ったら、また布団へという、寝る→食事→寝る→食事……と繰り返すだけの生活を2週間ほど過ごした。

 

 その後、布団で横になってはいるが寝ないでいられるようになると、小説を中心とした読書で一日を過ごすようになった。

 やがて、だんだんと読書以外にも興味が出て、それらに手を出せるようになってくると、インプットするだけの生活だけでは物足りなくなって、アウトプットもしたいという欲求が出てきた。

 

 そこで、そのアウトプットとして、このブログの場を借りて、うつに至った経緯やその療養生活を送る中で芽生えた思いなどを、心の赴くままに、つづりたいと思う。

 なお、私のココロがトゲトゲしたものから穏やかなものに“移ろぐ”ようにとの願いも込めて、このブログのタイトルを「うつ(鬱)ログ」と名付けることとした。

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