ツレうつ
今週はほとんどの時間を布団の中で過ごしている。身体を起こしているとツラいので、横になって読書したり、スマホをいじったり、ねむったり。
療養生活の最初の頃の生活に戻ってしまった。
思えば、この生活で一番最初に読んだ本は細川貂々氏の『ツレがうつになりまして。』だった。
妻がうつ病を勉強するために揃えた何冊かの本の中の一冊だったのだけれど、聞いたことのある題名だったことと、コミックエッセーだからとっかかりやすいだろうと思って手に取ってみた。
結果として最初の一冊に選んだのはよかったと思う。うつ病について、ほかの人の症状や療養生活を一例として知ることができたのだから。
続けて、続編の『その後のツレがうつになりまして。』と完結編の『7年目のツレがうつになりまして。』も読み、ツレさんが社会復帰するまでの様子も知ることができた。
私はツレさんの症状よりマシじゃないか、私よりもツラかったツレさんも社会復帰できたじゃないか、と自らを励ます材料にさせてもらっている。