ある地方公務員のうつ(鬱)ログ

うつ病になった某市役所職員の療養生活日記

うつ病について学ぶ

 宮島賢也氏の『自分の「うつ」を治した精神科医の方法』(河出書房新社)という本を読んでいる。著者はうつ病になった経験がある精神科医で、自身の体験に基づいたうつ病の克服方法が書かれている。

 以下、主な点について備忘録的にここに記しておく。

○根本から病気を治す。

 生活習慣やストレスが原因の病気は、それらを改めたり解消しない限り治らない。

 →病気治しよりも生き方直し

うつ状態

 ・ストレスを受けていることを教えてくれる「生き方を楽にして」という体からのメッセージ

 ・「これ以上無理し続けてはいけない」と体が発する警告

うつ病になったことは、今やっていることが本当にやりたいことなのかどうかを考える絶好の機会ととらえる。

 ・これからどうありたいか、何をしたいかを考えるチャンス

 ・人間関係や考え方を見直すチャンス

抗うつ薬は対症療法(一時的に症状を抑える)でしかなく、根本的な治療ではない。

 →症状を消すことはできても、根本的な原因は解決されない。

 

 そして、著者の実体験に基づく治療法が紹介されるのだけれど、続きはまた後日としたい。