ある地方公務員のうつ(鬱)ログ

うつ病になった某市役所職員の療養生活日記

うつの再発

 最初のうつはA課でのオーバーワークがきっかけだった。だが、今回のうつにはこれといったきっかけが思い当たらない。

 特にその頃すごく忙しかったということはない。むしろ、新型コロナの影響でイベントが軒並み中止となり、仕事量は減っていた。プライベートでも特に何かあったということもない。

 だから、最初は再びうつになったとは考えもしなかった。

 

 去年の8月。カラダがとてもダルくなり、やる気も起きなくなった。

 夏バテだと思い、かかりつけの内科で点滴を打ってもらった。だけどよくならず、再度点滴を打ってもらった。それでも、症状は改善しなかった。

 よくよく考えてみると、この症状は以前に経験したものと似ているかもしれないと思った。ここで初めてうつを疑った。

 そこで心療内科にかかった。そして、16年ぶりに抗うつ薬を飲む生活となった。

 

 今回は何がきっかけだったのだろうか?

 いろいろと考えてみた結果、それまでの4年間、自分に不向きな仕事をやることで生じたストレスが積もりに積もって、ついに5年目の夏に限界を迎えてしまったのではないかという結論に至った。それ以外には考えられなかった。

 

 D課も忙しいところだった。冬に大きなイベントがあるため、その開催準備で年末年始は特に忙しかった。

 ただでさえ忙しい上、それが自分に向いていない仕事という二重のストレスを抱えきれなくなったのだろう。

 

 でも、抗うつ薬を飲みながら、今年の9月までは仕事を続けられた。では、なぜ10月から休むことになってしまったのか。

 これには今年5月にあった人事異動が関係している。